CUEBUS
都市型立体ロボット倉庫
CUEBUSは世界初のリニアモータを使用した都市型立体ロボット倉庫。通路不要・天井ギリギリまで収納できる高い格納率、すべての棚を即座に動かすことができる高スループット、小規模からだれでもどこにでも簡単に設置できるシンプルな構成。我々が独自に開発したリニアモータユニットを床面側に設置することで、移動する棚はモータ・バッテリーレスで高耐久。
Difference
CUEBUS | 棚搬送平面型(AGV) | コンテナ積みあげ 立体型 | |
---|---|---|---|
商品 回転率 | 高 | 低/中 | 低/ロングテール |
倉庫 規模 | 小-大 シンプル構造のため小規模から可 | 大 通路が必要 | 大 大型フレームの設置が必要 |
収納 効率 | ◯ 立体的に通路なく収納するため高効率 | △ 手の届く範囲の棚にしか格納できないため上の空間を使えない | ◎ コンテナを隙間なく直接積むため収納効率は最大 |
取出 速度 | ◎ 同時に全台駆動可能なため最速 | ◯ ロボットが棚を取りにいく必要がある | △ 上にある商品をどかして掘り出す必要がある |
設置性 | ◯ 組み立て簡単なシンプル構造 | △ 正確な場所と向きにQRコード貼付けが必要 | △ 大規模なフレームの設置が必要 |
再配置 | ◯ | △ | △ |
バッテリー | 無 | 有 | 有 |
Wifi | 無 | 有 | 有 |
アンカー | 無 | 無 | 有 |
100V 電源 | ◯ | △ | △ |
Technology
System
Product
TRAY
STATION
待機時間ゼロで格納・
ピッキングし続ける
ASSORTへ商品を格納・ピッキングする際には、STATIONから行う。ここでは、どの棚から取り出すのか一眼でわかるようにランプが点灯する。取り出した商品は複数並んだ仮出荷箱へ入れる。ここもどこに入れたらいいのかわかるようにランプが点灯する。間違いがないように透明なアクリルカバーがあり、入れる際にはこのカバーを押し込む必要がある。これによって、どこにいれたのかを識別し、間違いを確実に把握する。一般的なアクチュエータを使わないにもかかわらず、確実に判別できる方法を採用している。
STATIONではピッキングを行う棚は常に複数準備されている。そのため、次の作業を行うまでに待機時間というものが存在しない。常に作業を行い続けることができるため、非常に短時間で完了することができる。
Dr.YELLOW
24時間働くかかりつけロボット医
CUEBUSの中をTILEに依存せず走行することができる点検・修理ロボット。
常に稼働しつづけ、点検を行う。異常を検知した場合には、報告・修理を行う。故障時に専門の技術者が現場にきて修理を完了するまでシステムが停止するという最悪の状況をDr.Yellowは未然に防ぐ。
eRoute
AIによる経路生成
商品をどこの棚に入れるのか、どこに移動させるのか、だれをどかすべきか。そして、ぶつからないように交通整理する。クラウド上の制御アルゴリズム。
実証実験
JRスタートアッププログラム2021
お土産倉庫
2022 / 03 / 05-11
東京駅構内で販売しているお菓子の在庫を保管している東京駅地下倉庫を自動化。
インターネットなし、AC100V電源1ヶ所、天井高さ2.5mという環境へCUEBUS STORAGEを8時間で設置。
狭い空間で重い段ボール箱を多品種で山積みにして保管しており、賞味期限毎の先出をしなければいけない現場へ、CUEBUSを導入することによって重労働と収納効率、取出時間の課題を解決。
欲しい商品を指定するだけで賞味期限の古いものを自動で取り出すことができる。
手荷物預所
2022 / 03 / 13-27
東京駅構内新幹線入場口前にあるキャリーケースを預かる有人手荷物預所を自動化。
CUEBUS ASSORTを1.5時間で設置。
お預かりした荷物を受付裏手にあるバックヤードへ識別用のタグをつけて保管し、引き取りの際、大量に保管されている荷物の中からそのタグを目視で探しだしている現場へ、CUEBUSを導入することによって、収納効率向上とお客様へお返しする時間を短縮。
タグを入力するだけで自動で取り出すことができる。