
営業 S.I.
広告・物流業界での法人営業を中心に、プロジェクト管理、ロジスティクス、経営・財務にも従事。ビジネス全体を俯瞰しながら顧客が抱える課題と向き合うスタイルを信条とする。Cuebusでは複数の大型案件を担当中。
志と経験を重ねて選んだ“次の挑戦”
──Cuebusに入社したきっかけを教えてください
大きく4つあります。
まず1つ目は、物流業界が今まさに変革のタイミングを迎えている中で、最先端の技術を通じて社会課題の解決に関わっていきたいと思ったからです。人手不足や非効率な業務など、まだまだ課題の多い業界だと感じていて、そこに対してCuebusのソリューションが持つ可能性に惹かれました。
2つ目は、これまで大事にしてきた「海外との関わり」を、これからも継続していきたいという思いです。自分としては、グローバルな環境でキャリアを築いていきたいと考えていて、Cuebusが今後、海外展開を目指しているという点にも大きな魅力を感じました。
3つ目は、自分のこれまでの経験が活かせる環境があると感じたことです。営業だけでなく、EC、ロジスティクス、経営管理、財務・経理など、幅広い業務に携わってきた中で培ったものを、Cuebusの事業成長にしっかりと還元できるのではないかと思いました。
最後は、自分自身の成長機会です。スタートアップならではのスピード感と裁量の大きさがあるからこそ、より広い視野で物事を捉えながら、自分も成長していけると感じました。
──スタートアップ企業で働く期待や不安はありましたか?
過去にスタートアップ企業での勤務経験があるため、特に不安はありませんでしたね。むしろ、変化が激しい環境で自分の力を試せる期待へのワクワク感が強かったです。
──実際、入社してみてどう感じられましたか?
意外だったのは、皆さんが基本的に定時で退勤されている点ですね。
正直なところ、スタートアップなので多少の残業は覚悟していましたが、業務時間内で成果を出すためのタイムマネジメント意識の高さには非常に刺激を受けました。
立体的に構築する、課題解決型の営業
──当社の営業と一般的なそれを比べたとき、どんな点が違うと感じますか?
当社が扱っているのは「立体ロボット倉庫・CUEBUS」という、世界最先端の物流自動化技術です。単に一製品を販売するだけではなく、顧客の物流オペレーション全体に深く入り込んで、構造設計から運用改善まで総合的な提案を行います。
そのため、空間や物流導線の構造を立体的にイメージしながら、現場ごとに最適な導入プランを構築する必要があります。空間把握力やデザイン感覚が求められる点は、一般的な営業と大きく異なる点だと思いますね。
また、当社は大手企業の複雑な経営課題にも真正面から挑戦しており、経営と技術の両面からアプローチできる環境があることも大きな特徴です。単なる物流改善にとどまらず、顧客ビジネスにインパクトを与える提案ができることは、営業として非常にやりがいを感じるポイントです。
──具体的に、お客様に提案する際、重視している観点はありますか?
ROIを前提に、単なる数字の試算にとどまらない、顧客が抱える本質的な課題解決を目指すことを重視しています。
先ほどお伝えしたように、CUEBUSは単なる一製品ではなく、物流現場の効率化や省人化を支えるためのソリューションです。その性能を活かしきるためには、顧客の現状の業務プロセスや将来的なニーズを深く理解して、属人的な作業や工程間の『死角』を丁寧に見つけ出すことが必要になります。 そこまで掘り下げたうえで、定量・定性的なデータに基づいて課題を分析して導入効果を数値として可視化しながら、CUEBUSの導入で得られる中長期的な価値創出のシナリオを構築することを心がけてますね。
──そうした形式の営業だと、現場や開発チームとの連携が重要ですね。そこはどのように進めていますか?
毎週月曜日にDiscordで全体会議があるので、そこで営業案件の情報を共有しています。個別の案件が具体化してきた段階で、設計・制御やソフトウェア、施工を担当するフィールドエンジニアメンバーと密に連携しながら詳細を詰めていく流れですね。
──そうした営業活動を行う中で、印象に残ったエピソードがあれば教えてください。
エピソードというよりも日々感じていることなんですが、社長と一緒に営業活動に取り組めること自体が、とても貴重な経験だと感じています。
会社の規模が大きくなると分業が進んでいく関係で、経営層と現場の営業の距離が自然と離れていきますよね。ですが、当社では経営陣との距離が非常に近いこともあり、実際の現場に一緒に足を運んで、リアルな顧客課題に対して一緒に向き合える環境があります。
こういった形の営業活動を通じて、リアルな「経営視点」を間近で学べるのは、スタートアップならではの醍醐味ですよね。自分にとっても大きな成長機会だと感じています。
拠点を超えてつながるフラットな組織
──社内コミュニケーションや風土で、特徴的だなと感じることはありますか?
東京と高知の2拠点に分かれていますが、Discordを活用しながら拠点間の情報共有がスムーズに行われているので、物理的な距離を感じさせない風通しの良さがありますね。
あとは、積極的な意見や課題の指摘も歓迎される雰囲気があって、年齢や役職に関係なくフラットに議論できるカルチャーが根付いているのが特徴だと思います。
──営業チームの雰囲気を教えてください。
数字にはしっかりと向き合いつつも、明るく前向きなメンバーが多いですね。個人成績だけを追求することなく、お互いの知識や経験を共有しながら、チーム全体での成果を目指す一体感が根付いています。よく雑談もしますし、雰囲気は良いと思いますよ。
整える時間が、仕事の質を上げていく
──Sさんは、周囲からどんな人だと言われることが多いですか?
「仕事熱心」「仕事に対する向き合い方が真面目」「課題を打開する力がある」と言われることが多いかもしれません。現状に満足せず、一歩踏み込んで物事を進めていく姿勢を大切にしています。
──自分もSさんは実直な人柄だと感じます。オフの時間はどう過ごされてますか?
普段の休日は、ジムで思い切り体を動かしてリフレッシュしたり、銭湯やサウナに行って気分転換したり、読書や音楽を聴いたりしながらリラックスした時間を過ごすことが多いですね。
オンとオフのメリハリをしっかりつけることで、仕事への集中力や判断力も高まると考えてます。なので休日には体と心をリフレッシュして、毎日のパフォーマンスを安定させるように意識しています。
“売る”を超えて“仕組み”をつくる営業へ
──Cuebusの営業には、どんな人に向いていると思いますか?
当社の営業は、CUEBUSを設置する空間そのものや運用オペレーションの設計、ROIの試算などを通してビジネス全体を構築していく、いわゆる「提案型営業」に分類されるものです。
様々な物流現場における課題を、なんとなく抽象的に受け取るのではなく、ひとつひとつ構造的に分解しながら、CUEBUSを導入することで「何が変わるのか」「どのような価値が出るのか」をロジカルに設計していくことが求められます。
なので、クリエイティブな思考を持ちつつも、データや数字をもとにした説得力ある提案ができる方が活躍しやすいと思います。特に、ROIや省人化によるインパクトを冷静に捉えながら顧客の経営判断を支援できる方は、非常にフィットするんじゃないでしょうか。
また、当社の営業は開発チームと緊密に連携しており、顧客ニーズを製品開発に反映する架け橋的な役割も担ってます。製品を売るだけでなく、「顧客と併走しながらソリューションを育てていく」という思考と姿勢を持つ方は、ぜひ応募いただきたいですね。
──そうした経験を積むことで、営業として大きく成長できそうですね。
そうですね。営業という枠を超えて、製品開発・プロジェクトマネジメント・グローバル展開まで広範な業務に関わるチャンスがあります。
特に、大手企業の経営層と向き合うハイレベルな商談や、現場の深い課題解決に踏み込む提案活動を通じて、単なる営業では得られない視座と実践力が身につきます。
また、物流とテクノロジーの両軸にまたがる当社の事業領域は、複雑な商談プロセスをマネジメントする力、データ分析や財務観点から提案を組み立てる力といった、これからの時代に必要とされる「ハイブリッド型の営業スキル」を磨く絶好の環境ですよ。
──ありがとうございました。
──最後に、この記事を読んでいる“NEXT 営業”へひとことお願いします。
当社はスタートアップ企業でありながら、国内外のリーディングカンパニーと共に課題解決に挑む機会があります。それは決して簡単ではありません。だからこそ、自分の提案が顧客の経営を改善して、それが社会課題の解決につながるという、営業としての本質的な手応えをつかめます。
お客様、ひいては物流業界が抱える大きな課題に対して、自らの提案で変化を起こす。
そんな営業の醍醐味を、ぜひ一緒に味わいましょう。
よくある1日のスケジュール
09:00 | 出勤、朝の営業ミーティング(30分程度) |
09:30 | 社内チャット(Discord)とメールのチェック・対応 |
10:00 | お客様への提案書作成 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 社内ミーティング(開発チームにお客様からのお問合せに関する相談等) |
15:00 | お客様来社 実機見学のご案内とお打合せ |
16:30 | お客様への提案書作成 |
17:45 | 翌日のタスク整理、案件パイプラインやNotion(社内資料)等の更新 |
18:00 | 退社 |
Dear 飽くなき探究心を持つキミへ
まだ、我々は大陸に到着してはいない大航海の道半ば
これから大荒れの波に揉まれることもあるだろう
しかし、確信している
この先にある輝かしい新大陸の存在を
さぁ、共に旅へ出よう!